コスプレ居酒屋-レポート1

今日はあるサークルのある集いでメイド喫茶ならぬ
コスプレ居酒屋 小悪魔の宴LittleBSD
というところに行った。

もう名前が〜BSDの時点で、ある業界の人には悶絶ものなのだが、どうでもいい。

場所は秋葉原奥地の雑居ビル4F。
夜20時、PC系の店は店じまいを始めたところ、その店だけ看板が赤く光り輝いていた。

エレベーターで4Fへ。
普通のドアを開けると、、、意外と盛況している店内。
なぜだかノーマルサラリーマンばかりだ。
そして店員は全員コスプレ。
設定はよくわからんが、制服やらメイドやら、あとなんか変なのに身を包んでいる。

そして我々は予約席へと着く。


さて、店内の雰囲気に戸惑いつつもドリンクのオーダー。
メニューはいたって普通だ。
UNO3分500円など法外なオプションなどは見当たらない。
メニュー的にも客層的にも普通の居酒屋のようだ。店員の服装を除いては。

飲み放題がコース内に含まれているものだと思っていた我々は、
「飲み放題ですよね?」
と問うてみたところ
「少々お待ちください」
と店の奥へ。
そして戻ってきて
店員「別料金です。」
我々「いくらですか?」
店員「・・・少々お待ちください」
とまた店の奥へ。

かなりてんぱっている。
我々もてんぱった。
彼女を介した店の奥と我々のキャッチボールが数往復したあと、ようやくドリンクを頼めた。

さすが、客商売とは別次元の付加価値を武器とした居酒屋である。

無事ドリンクも届き、乾杯して飲みが始まる。
コースだったので数分おきに料理が運ばれてくる。

中でも、もつ鍋の量の少なさにはサプライズであった。
だがさらにサプライズなことに取り皿や分けるためのツールがない。
よもや中央に置いて、つつきあうのかと思ったので店員に
「どうやって食べるのですか?」
と聞いてみたら
「おはしで。」

・・・・?

我々「じゃあ、汁はどうするんですか?」
店員「私は汁は飲まない派ですねw」

なるほど。

だが、そこは上下関係のしっかりしている飲み会の席、さすがにそれは厳しいものがあったので、分けるための機具と取り皿をお願いした。

でもノーマルタイプのスプーンしかないとのことで、しかたなくスプーンで取り分けた。


一通り食べ物が届いてたらおにぎりの具をどうするか聞いてきた。
コースにはおにぎりというメニューがあって、個人が好きな具を選べるらしい。
まあ中身はいたって普通なので割愛。

もう、なんか、お腹いっぱいな気分で、コスプレ居酒屋はもう堪能した、と。
そのとき遅れて来た方が到着し、我々の席へ。
ドリンクに「ぐりぐり」という謎のメニューがあったのでその方はそれを注文。

じゃあ会話に花を咲かそうか、という流れになったときドリンクが到着。
しかし来たのはドリンクだけではなかった。


なぜか店員が二人も来た。

まず、一人の店員がオレンジを絞り器で絞る。
絞り汁をサワーに入れる。
オレンジサワーの出来上がり。
ぐりぐり」ってそういうことか。
店員がぐりぐりと柑橘系の果物を搾ってくれるサービスのことか。
ちなみにこのサービスは100円増である。

そしてもう一人の店員が
「じゃあ乾杯しましょう♪」
我々は既に乾杯を済ませてしまったのだが、その二人もドリンクを持ってきていて乾杯しなければならない空気。

店員「何に乾杯しますか?」
我々は思いつかず、あたふたして
我々「じゃあ掛け声もお願いします」
店員「ならまりん(店員の名前:名札に書いてあった)に乾杯で!」
全員「まりんにかんぱ〜い」
いろいろと大変だ。
店員二人もドリンクを飲み干してサービス終了。


そう、コスプレ居酒屋の始まりはこれからだったのだ。
オープニングセレモニーが行われただけだったのだ。
そしてこの丸いおにぎりの詳細はいかに。
おにぎり

次へ続く。。。